鳩ノ巣だより

奥多摩に借りた一軒家で山里暮らしを楽しむ日々

御嶽の山で間伐に取りかかる

2024.1.10

御嶽駅に近い武田さんの山の木は5、60年前に植林したもので、みなけっこう太い幹になっています。その中から、頭(幹の先端)の無い木、腐りの入った木、大きく曲がった木、込んでいる所の木などを選んで切り倒します。

倒した木は数mずつに切り分け、枝を払い、なるべく等高線と平行になるように並べて転がり落ちないようにしておきます。そういうわけで、幹が横方向にたおれるように伐ったほうが後処理はラクですが、木の傾きや周囲の木の枝の張り具合をみてやむなく下方に倒すこともあります。
そうすると、ヒノキは強いので枝がブレーキになって斜面に止まりますが、スギの場合は太い枝でもポキポキ折れて幹だけが斜面を何十mもすっ飛んでいきます。木が止まった所まで下って、横たわった幹を斜面に平行になるよう動かすのがこれまた一苦労。まあ、そんなこんなで一日6、7本ぐらいしか伐り倒せません。

幹に腐りが入ってます。太くて真っ直ぐでも商品になりません

あちこちに点在する悪い木を見つけては切り倒します

相方のミキちゃんは疲れたのか思わず昼寝